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  • 執筆者の写真室工大カフェプロジェクト

進行の知恵 「Slack」の活用について







ZOOMとSlackは手をつないで歩いていく。

地域活動の「Slack」のすすめ


室工大カフェは2021年オープンで進行しています。

0.ドーナツのほかには?


アメリカの会議にはドーナツとコーヒーが必要、となにかで読んだことがある。個人的には食べながらの会議は苦手。ドーナツをポロポロこぼしそう。行儀が悪いのです。飲み物はほしいなぁ、というところ。ペットボトルでOKです。


あと、会議に必要なものは何だろう?


「会議」(話し合い)のためには、良い連絡・記録ツールがあるのがいいと思います。本プロジェクトはインターネット上の会議アプリZOOMの活用は、とっても会議の質を良い方向に変えてくれたと思っています。


個人的にはまだ不慣れなところがありますが、そのあたりは「慣れ」や、やり方の工夫でなんとかなるなぁ、と思っています。


「ZOOM」については、また別の機会に書いていきたいと思います。今回は、もうひとつの活用したアプリ「Slack」について書いてみます(ほかにも活用したアプリもありますが代表は2つということなのです。でも「ほか」アプリにも機会があれば触れていきたいです。


1.プロジェクト(仕事・活動)とは何だろう?


プロジェクトとは「話し合い」と「話し合いで決まったことの実行」そして「記録」の繰り返しだと個人的には考えています。


そのためには、メンバー間のコミュニケーションと記録のツールが必要になってきます。


本プロジェクトは当初はメーリングリスト(ML)で、会議の連絡や、議事録等をおこなってきました。MLはメールが読める環境さえあればOKなので、特別なアプリの用意も不要だし、使い方も「メール」なのでなじみやすいという利点はあります。


しかい、プロジェクトの中で、いろいろなサブ・プロジェクトが生まれてきて、さらに部門も分かれると、不便なところもみえてきます。MLは参加者が多く、複数のテーマを同時並行で長くやったり、すぐ参照できる記録にはむいてないと思います。


そこで、私が別プロジェクトで導入していて、便利だと感じていたネット上のビジネス・チャット・アプリケーション「Slack」の導入を提案しました。


このサービスの良さは、まず無料の範囲でかなり使える、ということでしょう。現時点で室工大プロジェクトも有料版に移行の必要性も感じていません。その特徴や良さを書いていきますね。


2.「Slack」はどんなことにむいてるの?


その前にちょこっと私達の使用する状況について、前提的なことも書いてみます。本室工大プロジェクトは、大学職員、教員、学生、住民という構成されていて、さまざまな職種の人で構成されています。


ですので、会社のように毎日顔を会わせる訳もないですし、週1夕方のミーティングも必ずしも全員出席できる訳でもありません。


ですので、ミーティング「外」でのコミケーションや作業の実行、情報管理がとても大事になってきます。


「Slack」の操作がLINEのように馴染みやすいこと、対面が少なくても進行しやすい特徴は、本室工大プロジェクトにような、いろいろな人が関わる「まちづくり」系プロジェクトに相性が良いと感じています。


さて、話を「Slack」の良さにの説明に戻りますね。最大の特徴はチャットを中心としたアプリ/サービスであること、それを身近な例でわかりやすくいえば「LINE」のようなやりとりをする感覚で使用できるということです。このメリットは大変大きい。


3.つかいやすいの?

無料で使えるプロジェクト(仕事・活動)進行に使えるサービスやアプリは実はいろいろあるのですが、操作はそのサービス独自なものなので、いろいろ覚えなきゃいけない。


でも、Slackなら基本の操作感がLINEと似ているので、取っつきやすい。これって、凄く大事なことで、どんな素晴らしいサービス/アプリでも「使ってもらわなきゃ」意味がないので「馴染みがあって、つかいやすい」というのは、とても大事なことだと思います。これっとあらゆることに通じる真理かもしれませんね。


LINEや、Facebook、Twitterなどにあるチャット(メッセージ)機能に着目して、それベースにしたビジネスにも使えるアプリ/サービスにした「Slack」の着眼はセンスの良さを感じます。


革新性より着眼点を変えた感じですね。一般の人を対象にしたサービスで大事なのは技術よりセンスというケースがあると思うのですよ。


4.使い心地


Slackの具体的な操作は、まずは登録作業でアカウントをつくります。それができるとワークスペースという名前で、管理したいプロジェクト(仕事や活動)の専用スペースをつくることができます。


すると、あとは「チャンネル」という名称で、ラインのグループをつくる感覚で、いろいろなテーマや選んだメンバーで、部屋のようなものをつくることができます。


その中でLINE感覚での文章での意見や連絡のやりとりや、ファイルの保存ができます。例えば「初回打ち合わせ」というチャンネルを作ります。


その中に、開催日時を告知したり、議題を書いたり、当日使用する資料(ファイルや画像)を置くことができます。そして、会議中に気になった論点をメモを残せますし、議事録を置くことができます。


また、また特定のメンバーだけの例えば「広報係」といったチャンネルをつくって、その中でやりとりや記録を残すことができます。


実際、室工大プロジェクトでは、毎回のミーティングの告知や議事録、各部門、ワークショップ、特別な議題等ごとにチャンネルをつくることによって、同時並行で起こるさまざまな議題の進行や記録に「Slack」はとても役だっていると思います。


チャンネルごとに時系列で、誰が作成したかというのわかるのが、とても良いです。あとLINEと違って、発言した文章の修正ができるのも便利だと思います。


5.まとめ


今回は、なんだか「Slack」の紹介記事になってしましましたが「まちづくり」ようにいろいろな人が集まり、必ずしもいつも顔を会わせられるとは限らない活動には告知や記録が大事となります。


そのためには、みんながつかいやすいアプリの導入の検討を考えてみてはどうでしょうか。興味があれば、Slackのサイトや紹介をしているサイトをみてみてください。


今はとりあえず「Slack」はLINEのような感覚で使えるて活動や仕事の管理や記録に役立つ無料で使えサービス/アプリとおぼえておけばいいと思います。



石 川 伸一(室工大カフェプロジェクト・広報部門リーダー)



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